海藻のパワー

海藻に含まれるヨウ素

フコイダン

海藻に含まれるヨウ素という成分は、子供が成長するときに大きな役割を果たします。

人体の発達は、成長ホルモンと甲状腺ホルモンによって促されます。

甲状腺ホルモンにはヨウ素が含まれており、ヨウ素が欠乏すると成長時に障害が起こりうる知見が得られています。

開発途上国では栄養不足から障害を起こす子供たちがいますが、栄養不足となる成分の一つとしてヨウ素が挙げられます。

日本では海藻を食事で摂取する習慣があるためヨウ素不足による成長障害は少ないのですが、
海外ではヨウ素を含む海藻を摂取する習慣が元々少なく、全体的な栄養不足が起こればヨウ素不足も起こりやすいと考えられます。

2011年の東日本大震災による原発事故により、放射性ヨウ素が甲状腺に入ってガンの発症につながることが懸念されました。

日頃から食事でヨウ素を摂取していれば、必要量のヨウ素が甲状腺にあるということになるので、放射性ヨウ素が甲状腺に入り込む率が低くなります。

海藻摂取によってどれくらいヨウ素を取り込めるかについては、海藻に含まれるヨウ素の量や食事量によって変わるので、不安定な面があります。

しかし、日本のように日常的に海藻を食べる習慣があれば、そういった習慣がない地域に比べて、放射性ヨウ素を体内に取り込む確率は低くなります。

放射性物質が体内に入ったときの対応策として、安定ヨウ素剤を服用することも報道されました。

海藻摂取によるヨウ素の取り込みと同じく、安定ヨウ素剤を取り込むことで放射性ヨウ素の取り込みを防ぎます。

この安定ヨウ素剤は一般の病院や薬局には置いておらず、自治体や保健所が管理しています。

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