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アレルギー、膠原病とフコイダン

フコイダン

フコイダンはIgEとヒスタミン遊離を抑える

花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は、IgE(免疫グロブリンE)によって引き起こされると考えられています。IgEが過剰に作られることで花粉やホコリ、ダニの死骸など、本来は無害なものを抗原と見なして過敏に反応するようになることから発症するのです。

最近の免疫学の研究から、免疫系の2型ヘルパーT細胞(Th2細胞)が異常に反応し、インターロイキンという物質を出してB細胞に指令することでI gEが過剰に産生されることがわかってきました。

フコイダンの免疫系に対する研究では、フコイダンがインターロイキン2と特異的に結びつき、T細胞の活性を抑制することからT細胞に依存しているB細胞の増殖や分化を抑制することが報告されています。

つまり、B細胞の増殖や分化が抑制されれば、IgEが過剰に作られることはなくなるというわけです。

フコイダンとアレルギーの関係では、秋川研究所でも、トンガ王国産モズクエキスフコイダンやフコイダン様多糖体が、I gE抗体やヒスタミン遊離に及ぼす影響の研究が行われています。

マウスを使って、フコイダン多糖体を含むフコイダンを経口摂取させ、牛血清アルブミン(BAS)を抗原とした免疫反応(抗原抗体反応)を起こし、インターロイキン4(IL-4)、全I gE、抗BSA特異I gEを測定したものです。

結果は、フコイダンを経口摂取した群は、摂取していない対象の群と比べて、インターロイキン4、全I gE、抗BSA特異I gEはそれぞれ、41・6%、43・2%、77・8%と低下していました。

また、ラットの腹腔細胞を使って、フコイダンがヒスタミンの遊離を抑制する作用を調べたところ、I gEとその抗原で刺激すると、10μg/mlの濃度で75%の抑制率を示したのです。

フコイダンは、I gEとヒスタミン遊離の両方を抑制するのです。

これまで、そのような抗アレルギー物質は知られていませんでした。

これらの結果から、フコイダンのアレルギー疾患に対する優れた働きが期待されるようになっています。

膠原病(自己免疫疾患)は、それを根本的に治療することはなかなか困難な疾患です。

通常はステロイドホルモンや免疫抑制剤を投与して症状を抑える治療法がとられています。

しかし、一時的に症状を抑えることはできても、それによる完治はいまのところ望めないというのが現状です。

膠原病はI型ヘルパーT細胞(Thl)の反応の異常から起こると、最近の免疫学では考えられるようになってきました。

ヘルパーT細胞にはThlとTh2があり、そのバランスが崩れることから起こると考えられているのです。

ThlとTh2は、NKT細胞(ナチュラルキラーT細胞)によってバランスが整えられています。

そしてNKT細胞の働きは、樹状細胞によって支えられています。

ThlとTh2のバランスを、その人本来の正しいバランスになるようにすれば、治癒に導けると考えて、現代西洋医学だけに頼らない治療方法を模索している臨床医も増えはじめています。

いま、低分子モズクエキスフコイダンによって、膠原病が改善する例が報告されるようになっています。そのメカニズムの解明に期待がかかります。

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