シジュウム茶 効能と効果
目次
シジュウム(フトモモ科サイジュウム属)
シジュウム茶の期待できる効能
アレルキー症状抑制
アトヒー性皮膚炎予防
花粉症改善
老人性皮膚掻摩症改善
心臓病予防
高血圧予防
アレルギーの原因となるヒスタミンを抑制し、「医者いらず」といわれる薬効の高い植物
シジュウムは南米原産の植物で、古くはインカ帝国のインディオたちによって栽培されていました。
甘酸っぱい果実は食用とされていたほか、皮膚病の薬としても使われていたそうです。
健康茶の原料となる葉も胃腸薬や傷薬などに用いられ、多くの効能を持つことから俗に「医者いらず」ともいわれます。
葉に含まれるエキスにはアレルギー症状を引き起こすヒスタミンを強く抑制する効果があり、花粉症などに高い効果を発揮します。
また、入浴剤として使用すれば、アトピー性皮膚炎などによるかゆみを抑えることができます。
鉄分やカルシウム、マグネシウムなどの各種ミネラルや、ビタミンC、タンニンなども多く含まれ、免疫力の強化やストレスの解消、心臓病予防などにも効果があるとされています。
それでも、シジュウム茶の効能についてはまだまだ研究が進められている段階で、「あらゆるタイプのアレルギーに有効性がある」という研究結果も発表され、ますます注目が集まっています。
ただし、増血剤を使用している場合には、シジュウム茶に含まれる多量のタンニンが薬の効能を阻害してしまう可能性があるので、医師と相談してから飲むようにしてください。
また妊婦や低血圧の人も控えた方がよいでしょう。
なお、同じフトモモ科に属するグァバ茶をシジュウム茶として販売している場合が少なくありませんが、厳密にいえばふたつは違う植物です。
効能も異なりますので、購入の際は原料の表記を確認するようにしましょう。