プエラリアについて

プエラリアについてのまとめ

プエラリアミリフィカ

現代の秘薬プエラリア

2、3年前から、ザクロがブームです。

それまでほとんどスーパーなどで目にしたことはなかっだのに、店頭にはザクロやザクロジュース、はてはザクロのドレッシングまで並ぶようになりました。

なぜこんなに急に、ザクロが出回るようになったのでしょうか。

それは、ザクロに女性ホルモンに似たような作用があることがわかったからです。

女性ホルモン様作用といえば、よく知られているのが大豆に含まれるイソフラボンです。

大豆イソフラボンには更年期障害や骨粗握症を防いだり、美肌・美自効果があることが、すでにさまざまなところで報告されています。

女性ホルモンと同じような作用が自然の食品で摂れる!
これが女性の心を捉え、ザクロや大豆のブームにつなかったのでしょう。

ところがここに、大豆やザクロを上回る強力な女性ホルモン活性を持つ食品が登場しました。

タイやミャンマーの山岳地帯で長く回春・長寿の秘薬として伝わる「プエラリア」です。

ミャンマーで見つかった古文書には、この植物の根塊を食べて280歳まで長生きした人がいると書かれているそうです。

李白の「白髪三千丈」と同じくオーバーな表現には違いありませんが、こうして記録されているからは、あながちうそでもないのでしょう。

また、プエラリアの採れるタイの北部山岳地帯には、色白でバストの大きい美人が多いという話も伝わっています。

こういう伝説的な食品であるプエラリアが、何年か前に「バストを豊かにする健康食品」として日本で大ブームになったことを覚えていらっしやるでしょうか。

この火付け役は、タイで行われた一つの臨床実験でした。

タイの東大とも目されている国立チュラロンコン大学の準教授が、20歳から45歳までの女性にプエラリアを投与したところ、かなりのバストアップ効果があったのです。

テストに参加した女性の8割以上が2週間で4センチも大きくなり、なかには1ヶ月で5センチもバストアップした女性がいたそうです。

これが本当なら、女性にとっては夢のような食品です。

この発表をきっかけに、プエラリアに熱い視線が注がれるようになりました。

タイでは商品化が進み、日本でも争ってそれを輸入するようになったのです。

ところがそのブームに便乗して、効果のはっきりしないものや粗悪品が何の規制もないまま市場に流通するようになり、大きな混乱を引き起こしたのです。

それがプエラリアのイメージダウンにつながり、プエラリアの効用そのものまでも傷つけてしまいました。

いま、そのブームは去りましたが、インターネットでプエラリアを検索すると、相変わらず「バスト」「巨乳」「豊胸」といった言葉が踊っています。

やはりプエラリアは、バストに関係するものとして位置づけられているようです。

しかし一方で、プエラリアの学術的な研究も着実に行われています。

プエラリアの研究に力を入れているチュラロンコン大学では、プエラリアの成分分析が進み、大豆の40倍にものぽるイソフラボン類が含有されていることがわかりました。

その後日本でもプエラリアの化学的分析が行われ、「幻の活性成分」といわれた強いエストロゲン活性を持つ成分が発見・単離されました。

プエラリアの効能が、学術的にも裏付けられてきたのです。

こうした動きの中で、タイ政府はプエラリアを保護植物に指定し、原料の輸出を規制するようになりました。

海外の製薬会社の乱入やプエラリアの乱獲を防ぐためです。

そのタイ政府から、唯一認可を受けているプエラリアがあります。

チュラロンコン大学で採取・研究されているプエラリアで、本書で紹介する研究成果も、すべてそのプエラリアを研究素材としています。

多くのまがいものが出ている中で、まさに正真正銘のプエラリアがこれなのです。

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タイ山岳地帯に古くから伝わる民間伝承薬

プエラリアは、タイの北部やミャンマー、ベトナムなどの山岳地帯に自生するマメ科クズ属の植物です。

タイでは「グアオークルア(Guao Krua / Kwao Keur)」(日本ではガウクルワ)と呼ばれていますが、1952年にチュラロンコン大学薬学部の教授にょって植物が同定され、『プエラリアミリフィカ』という学術名がっけられました。

これはタイ語で「奇跡(ミラクル)」を意味する言葉だそうです。

この学術名からもわかるように、プエラリアはタイでは奇跡を呼び起こす薬でした。

長寿と若返りの妙薬で、昔から若者の使用は禁じられていたといいます。

タイでプエラリアが食べられるようになったのは、いまから100年以上も前のこと。

北部の山岳地帯に住む少数民族(モン族)が、民間伝承薬として使い継いできました。

お年寄りや体の弱い人が体力をつけるために、さまざまな病気や怪我の治療に、病後の回復に、強壮剤として、さらに美容のためにも使われていたといいますから、まさに万能薬といってもいいでしょう。

その効能は、古くから伝わる文献にも、「柔らかな若々しい肌を作る」「シミ、そばかすを取る」「豊かな胸を作る」「髪の毛をふやす」「白髪が黒くなる」などと記されており、当時から美容に効果があることはわかっていたようです。

そもそもプエラリアがタイ国内で知られるようになったのは、この古文書がきっかけでした。

ミャンマーの古い寺院から見つかったもので、これが一部のタイ人のあいだに広まったのです。

1932年にはこの古文書が英訳され、プエラリアの存在がにわかにクローズアップされるようになりました。

いまでもタイの山岳地帯では、この伝統食品を食べています。

昔は、他のイモと同じように食糧としてゆでて食べていたこともあったそうですが、一般的には乾燥させたものをすりつぶし、ハチミツを混ぜて丸薬のようにして食べているそうです。

プエラリアは、いまでこそタイじゅうで知らない人がいないくらいに有名になりましたが、少し前までは隠れた秘薬でした。

一部の少数民族のあいだにしか伝わっていなかったこと、限られたところにしか自生していないこと、見つけるのがむずかしいことなど、表に出にくい条件が重なっていたからです。

私かプエラリアのことを知ったのも、つい2、3年前のことでした。

そのときは、もっぱらバストを大きくする食品だと喧伝されていた記憶があります。

プエラリアは希少価値が高い

プエラリアは、森の中に自生するツル性の植物です。

その様子は平成10年の4月にテレビでも放映されましたから、ごらんになった人もいるのではないでしょうか。

私も見ましたが、なるほど秘薬といわれるのがうなずけるような神秘的な植物でした。

プエラリアは細長く伸びたツルを持っており、ほかのツル性の植物と同じようにそれが本に巻きついたり地上を這っています。

花が咲くのは夏で、紫色の可憐な花が、ちょうど蝶が本にとまったように空に向かって開きます。

夏、森を空から見ると、森中がこの花で紫色に染まって見えるそうですから、想像するだけでも心が躍るような光景です。茎には平たいさやがつき、その中に種子があります。

しかし食べるのは、この種子ではなく根塊です。地下深く伸びた地下茎にはいくつもの根塊がついており、年数のたっているものほど深いところにあります。

根塊を採取するのは夏と冬ですが、土地の人は3年以上たった丸く太った根塊だけを採取し、若い細い根塊は取りません。来年以降に残しておくのです。

漢方薬で使われている高麗人参は6年ものが最高だといわれていますが、プエラリアも成熟したもののほうがよく、ふつうは4年ものや5年ものが採取されます。

そのほうが可食部分が多く、有効成分も豊富だからです。

ですから掘り出すのも大変です。

若い根塊なら地下茎の上のほうについていますからすぐ掘り出せますが、大きくなった根塊は2メートルくらい深く掘らないと取り出せません。

採取には、熟練とテクニックが必要なのです。

プエラリアの採取をさらに困難にしているのは、似た植物が多いことです。

フェラリアの地上部分だけ見るとよくあるツル性の植物で、ほかのツル性の植物と見分けがつきません。

ですからプエラリアを採取するには、まずプエラリアを見分ける識別眼が必要なのです。

これには、長いあいだの熟練と知恵がものをいいます。

プエラリアを食べている少数民族でも、見つけだせるのはフェラリア取りの名人といわれる人たちだけで、だれでも取れるわけではないのです。

あとで詳しく書きますが、形は似ていても、フェラリア以外の植物にはプエラリアの有効成分はありません。

しかもプエラリアに似た植物のなかには、毒性の強いものもあるそうです。

そんなものを食べてしまうと、体によいどころか、大変な事故にもつながりかねません。

プエラリアを加工する過程でも、毒性のものが混じっていると吐き気や嘔吐、眠気など、いろいろな症状が襲ってくるそうです。

このような状況ですから、本物のプエラリアを見つけ出すのは至難の業なのです。

現在、市場にフェラリア(ガウクルア)と称するものが氾濫していること自体、不思議なことだといえるでしょう。

本来、本物のプエラリアはなかなか採取できない、貴重な植物なのですから。

プエラリアの加工処理はむずかしい

プエラリアの効能がわかるにっれ、プエラリアの人気はタイ国内でも急速に高まってきました。

そこで多くの業者が、プエラリアの採取や製造を手がけるようになりました。

しかしタイ国内では保護植物に指定され、採取も規制されているため、プエラリアを求めてミヤンマーやベトナム、中国などにも進出するようになったのです。

まさにプエラリアは、タイの人たちにすればふってわいたような「金のなる木」になったのです。

しかし先はども書いたように、本物のプエラリアは名人といわれる人でなければ探し出せないほど見つけるのが困難な植物です。

熟練や植物学的知識がないまま探しても、そう簡単に見つけ出せるものではありません。

採取したものの中にはフェラリアではないものも多数混じっており、まったく効果が得られないこともあるのです。

しかも製造過程にも問題があると、フェラリア研究の第一人者であるチュラロンコン大学のチャイヨウーチャイチャンティピュート教授(薬学部生薬学科長)は指摘しています。

プエラリアの根塊は細菌などがつきやすく、加工処理を誤るとカビや雑菌の温床となってしまうのです。

ですから加工には、正しい処理技術と衛生面での配慮が必要なのです。

チャイヨウ教授によると、プエラリアは次のような工程で加工処理されます。

まず、採取した根塊をきれいに洗って皮をむき、汚れた部分を取り除きます。

それを薄くスライスし、素早く乾燥処理します。
この処理を素早くしないと、微生物や細菌がつきやすくなるのだそうです。

プエラリアを2つに割ると、中にはぎっしりと白い繊維状のデンプン質が詰まっています。
このような植物は、細菌が非常に繁殖しやすいのです。

乾燥は、強い日差しの中で1日か2日、天日干しにします。

そしてカラカラになったものを細かい粉末にして、殺菌するのです。

こうした加工処理を、衛生設備の整ったところで行わないと雑菌が生じやすく、品質や効能は保証されません。

また加工所の衛生環境もあまりよくないため、雑菌がつきやすく、品質的にも問題が生じやすいのです。

この加工処理技術や保存のノウハウを確立したのが、チャイヨウ教授らです。

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