プエラリアについて

プエラリアの成分と効果

プエラリアミリフィカ

プエラリアは幻の秘薬

世界中には、その地方だけに伝わる健康法や民間療法があります。

それを体系立てた代表的なものが中国医学であり、インドのアーユルヴェーダであり、ヨーロッパのアロマセラピーです。

日本にももちろん、古来から伝わる漢方療法があります。

いま、こうした西洋医学以外の治療法が代替医療として見直され、治療に取り入れられるようになってきました。

アメリカが先鞭をつけたこの流れは日本でも広がりつつあり、近年になって「日本代替医療学会」も発足しました。

これまで経験的に知られてきた民間薬や漢方薬の効能が、科学的に検証されるようになってきたのです。

さて、プエラリアが初めて学術的に注目されたのは、1960年のことでした。

イギリスの科学雑誌「ネイチャー」に取り上げられ、植物学的な裏付けや薬理作用、化学構造などが明らかにされたのです。

プエラリアにはエストロゲン活性があり、その活性の本体はミロエステロールであることが、このとき初めてわかりました。

しかしプエラリアが最初に文献に登場したのは、それより30年ほどさかのぼる1930年代初頭でした。

その記述は、「グアオークルア(Kwao Keur)という植物に若返りの効果があるらしい」という、きわめて漠然としたものでしたが、ここで初めて「グアオークルア」という名前が出てきます。

グアオークルアとはタイ語で「広がる」という意味を持ち、一般にツル状の植物をさすようです。

この時点ではまだ、この若返り効果のある植物が何か、わかっていませんでした。

しかし1939年になると、それが塊(かたまり)状の根っこを持つ植物だということ
がわかってきます。

ここで少し範囲が狭まったわけですが、翌年にはそれがタイ北部で自生するマメ科の植物であることがわかりました。

グアオークルアがチュラロンコン大学薬学部の教授によってプエラリアーミリフイカと同定されたのは、それから10年以上たった1952年です。

文献に初めてこの名前が場してから、20年が過ぎていました。

なぜこれだけ時間がかかったかといえば、地上部の形だけではプエラリアかどうかの判別がむずかしかったからです。

根塊を掘り出して確認するという作業に、思いのほか時間がかかってしまったのでした。

プエラリアが同定できて、次に調べるべきは有効成分とその活性です。

これを精力的に行ったのが、イギリスの研究者グループでした。

イギリスの研究者らは大量のプエラリアを使って、成分分析を行ったそうです。

そしてプエラリアにはエストロゲン活性があり、その中心的な成分はミロエステロールであることを突きとめました。

この研究の成果が、先ほど書いたように「ネイチャー」に紹介されたのです。

しかしそれ以降、ミロエステロールの名前は文献には登場しません。

信頼できる素材(プエフリア)の確保がむずかしく、プエラリアの研究自体が停滞したことにもよりますが、研究者の関心がイソフラボン誘導体に移っていったからです。

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プエラリアには大豆の40倍ものイソフラボンが

その後の研究で、プエラリアにはダイズインやジェニスティン、クメステロールなどのイソフラボン類が多量に含有されていることがわかりました。

その量は、冒頭で紹介したように大豆の40倍にも上ります。

ちなみにダイズインやジェニスティンは、大豆にも含まれているイソフラボンです。

これらのイソフラボン類はエストロゲンと似たような作用をする植物由来の物質で、植物エストロゲン(フィトエストロゲン)と呼ばれています。

マメ科の植物は広範囲に、このイソフラボン類を含有しています。

その代表ともいえるのが、大豆に含まれるイソフラボン類です。

いま、世界的にも注目され、1999年の10月には、米国・ワシントンDCで「大豆の生理機能・国際シンポジウム」が聞かれました。

このシンポジウムではイソフラボンに関する研究が138題も発表されたということですから、イソフラボンへの関心の高さがうかがえます。

イソフラボンの作用について、そこで発表されたもののなかから、女性ホルモン様作用に関するものをいくつか紹介しておきましょう。

まず、京都大学大学院の家森幸男教授による、イソフラボンの「血管拡張作用」についての研究。

食品メーカーのフジッコ㈱と米・アイオワ大学による「骨粗しょう症予防効果」についての共同研究。

フジッコ㈱はまた静岡県立大学と共同で、「更年期障害抑制効果」の疫学調査を行っています。

こうした研究結果から、イソフラボンにはたしかに女性ホルモン様作用があることがわかります。

では、イソフラボンはなぜ体内で女性ホルモン様作用を発揮するのでしょうか。

そのしくみは、次のようになっています。

ホルモンは、細胞にあるホルモンの受容体(レセプター)に結合し、細胞核にシグナルを伝えることで作用を発揮します。

エストロゲンもレセプターに結合し、女性ホルモンとしての作用を体内に及ぼすわけですが、このエストロゲンのかわりにレセプターに結合するのがイソフラボンです。

一般にこの結合が強いほど、作用も強いといわれていますが、イソフラボンの化学構造がエストロゲンと異なるため、エストロゲンほど強いシグナルを出しません。

ですから、おだやかに体に作用するのです。

これまでにイソフラボン類は、十数種類発見されています。

しかしすべてにエストロゲン活性があるわけではありません。

活性の強いものもあれば弱いものもあり、まったくないものもおります。

しかし強いものも弱いものも含めて、大豆の40倍というイソフラボンの量は驚異的です。

プエラリアの植物エストロゲンだから、体にやさしい

ところで、女性ホルモン様作用と聞いて私が真っ先に思い浮かべたのは、環境ホルモンでした。

みなさんも、ちょっと不安に思ったのではないでしょうか。

環境ホルモンは、エストロゲンのふりをして細胞のレセプターに結合し、女性ホルモン様作用を発揮するといわれています。

この作用機序だけ考えたら、たしかに植物エストロゲンとよく似ています。

しかし、環境ホルモンと植物エストロゲンは、基本的には別のものです。

そもそも環境ホルモンは、人間が作り出した化学的な物質です。

人間の細胞に結合したあと、毒物として肝臓に蓄積されたり、遺伝子に作用して発ガンのきっかけになったり、生殖機能を乱します。

それに対して植物エストロゲンは、植物に含まれる自然の物質ですから、体内に吸収されても害はありません。

体内でゆるやかな女性ホルモン活性を示し、ホルモンバランスを整えてくれるのです。

そしてイソフラボンは、ほとんどが尿中に排出されることがわかっています。

あとで書きますが、こうした弱いエストロゲン活性をもつものは、環境ホルモンのような強い活性を持つものをブロックする性質を持っているのです。

これを「抗エストロゲン作用」といいますが、環境ホルモンの害を阻止したり抑制する可能性があるのです。

人類は長いこと大豆を食べてきましたが、その栄養分や効能は評価されても、悪い報告はこれまでに一つもありませんでした。

体に害がないことは、経験的に実証されています。

その点では、プエラリアも同じと考えられます。

植物エストロゲンのよさは、体にソフトに作用することです。

人工的なホルモン剤のような即効性はありませんが、副作用もありません。

だから長く飲み続けて、効果が得られるのです。

プエラリアにはイソフラボンよりもっと強い活性成分かあった

プエラリアには、わかっているだけで数種類のイソフラボンが確認されています。

ダイズイン、ジェニスティン、クメステロール、クワクリンなどですが、活性の強さはそれぞれ違います。

クメステロールとジェニスティンは同等程度、ダイズインとクワクリンはその10分の1程度だといわれています。

これらのイソフラボン類が大豆の40倍も含まれているということは、大豆以上に強いエストロゲン活性があることを意味します。

しかしもっと画期的なことは、プエラリアの作用がこのイソフラボン類の働きによるものだけではないことがわかったことです。

これを発見したのは、千葉大学薬学部の石川勉教授でした。

教授はフェラリアからミロエステロールという活性成分を単難し、それに強いエストロゲン様作用があることを確認したのです。

これはかつて、イギリス人研究者によって発見されたプエラリアの活性成分で、最強の植物エストロゲンといわれたものでした。

石川教授の研究によると、ミロエステロールのエストロゲン活性は、大豆などに含まれるダイズインやジェニスティンなどの、なんと1000倍もあるのです。

この結果は、すぐにマスコミの注目を集めました。単独でこれほど強いエストロゲン活性を持つ成分はほかになく、しかも従来の、イソフラボンが活性の中心成分であるという定説をくつがえしたのですから、注目を集めるのも当然でした。

しかしその後の研究で、このミロエステロールよりさらに強いエストロゲン活性を示す成分が新たに見つかりました。

デオキシミロエステロールです。これは最強の植物エストロゲンであるミロエステロールより、さらに10倍強い活性があるのです。これはイソフラボン類の一万倍にも当たります。

この研究は世界的にも注目され、米国の専門誌「Journal of Natural Products」にもトップ記事で紹介されました。

プエラリアの女性ホルモン様作用は、従来いわれている大豆やザクロの比ではないことが、科学的にも実証されたのです。

プエラリアの効果は更年期障害や骨粗鬆症(骨粗しょう症)から美容まで

このように強いエストロゲン活性があり、女性ホルモンのかわりに働くフェラリアなら、バストが大きくなるのもうなずけます。

しかしその作用は、当然バストを大きくするだけにとどまりません。もっともっと幅広い効用が期待できるのです。

女性は閉経期が近づくと卵巣機能が衰え、さまざまな症状に悩まされるようになります。

これが更年期障害ですが、その原因は女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少にあります。

女性の体は、女性ホルモンの分泌下で女性としての機能を果たしています。

ところがそれが急激に減少すると、ホルモンのバランスが崩れ、その影響が身体中に現れてくるのです。

これを防ぐには、不足している女性ホルモンを補うことです。

女性ホルモンの急激な減少をくい止めれば、ホルモンバランスもそれほど大きく崩れることはありません。

ゆるやかな体の変化で更年期を迎えられますから、更年期に随伴する症状を防いだりやわらげることができるのです。

更年期障害の治療に女性ホルモン補充療法が成果を上げているのも、それが女性ホルモンを補うという原因療法だからでしょう。

プエラリアは、そのホルモン補充療法と同じような効用を、自然のもので行ってくれるのです。

また更年期以降の女性に急増するのが、骨粗しょう症です。

骨粗鬆症が女性に圧倒的に多いのは、それが女性ホルモンの減少によって引き起こされるからです。

この骨粗しょう症の予防や改善にもプエラリアの効果が期待できるのです。

次の章で詳しく述べますが、女性ホルモンは、女性である私たちが思っている以上に女性の体にさまざまな作用を及ぼしています。

骨を丈夫にするだけでなく、コレステロールを抑えたり血管を拡張したり、肌や髪に潤いを与えてくれるのです。

また最近では、痴呆にも関係しているのではないかともいわれています。

プエラリアは、更年期障害の緩和だけでなく、女性ホルモンの減少によって引き起こされるすべての症状を改善する可能性があるのです。

その活性の高さはイソフラボン類の一万倍に上りますから、期待の大きさも半端ではありません。

プエラリアの登場は、女性に大きな光明となるものではないでしょうか。

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