トベラ(海桐)別名:トビラノキ
暖地の海岸にふつうに見られる常緑低木。本州の日本海側では新潟県以南、太平洋側には岩手県以南に自生する。
よく分枝し、こんもりとした樹形となり高さ2~3m。葉は艮さ4~8cmの長楕円形で、枝先に集まってつく。便質は厚く表[函は光沢のある濃緑色。中央の葉脈が目立つ。
初夏、枝先に5弁の白花を多数L向きにつける。雌雄異株。秋、雌花は径1~2cmで球形の硬い果実をつけ、熟すと割れて赤色の種子がのぞく。

By: houroumono
トベラ(海桐)別名:トビラノキ
トベラ科トベラ属
トベラの分布
本州~沖縄
トベラの期待できる効能
葉:寄生性の皮膚病
トベラの使用法
7~8月、開花期を過ぎた葉を刈り取り日干しにする。
はたけ、しらくもなど寄生性の皮膚病に、乾燥した葉10~20gをカップ2の水で半量になるまで煎じて、その煎じ液を1日数回患部に塗る。