ハトムギ(鳩麦)別名:チョウセンムギ
ジュズダマによく似たイネ科の植物。東南アジア原産の1年草で。秋。結実後に枯れる。実はジュズダマより柔らかい。
根際から株立ちして高さ1~1.5mになる。葉は幅2.5cmほどの被針形で先がとがり、基部は鞘となって茎を抱く。8~9月、葉腋から花穂を数本出す。
ハトムギ(鳩麦)別名:チョウセンムギ
イネ科ジュズダマ属
ハトムギの分布
外来種
ハトムギの期待できる効能
果実:美肌、滋養強壮、痛み止め、けいれん止め、利尿、消炎、排膿、緩下
ハトムギの使用法
9月下旬~10月、葉が黄ばんで果実が黒褐色に熟してきたら、根際から刈り取り、1~2日間そのまま干し、脱穀をして果実を収穫する。収穫した果実は1週間ほどよく日干しして保存する。
美肌、滋養強壮を目的に、熟した果実の殼を取ったものを蓄蔵仁(よくいにん)とよび、1日10~30gを煎じてお茶代わりに飲む。殼付きのままのハトムギは、空の鍋に入れてふたをして火にかけ、はじけるまでよく炒って、これを1日15~30g煎じて、ハトムギ茶として飲む。
関連記事:ハトムギ茶